「“すきやき工房”なのに何で、すき焼きがないんだ?」ってことで、

<京都風 すき焼きの作り方>

です。

・材料(1人分) :分量は食べる量や好き嫌いによって適当に調整して下さい。
牛肉 150〜200g・・・写真の肉は安物ですが、京都のすき焼きは焼いた肉を味わいますので、
できるだけ良い肉を手に入れて下さい。       
白菜 1/8玉 :約8cm四方に切る。
玉葱 1/4玉 :約1cmの幅に切る ・・・ 今回入れ忘れた・・・orz
青ネギ 1〜2本 ・・・ネギが青いのは、けちって青い部分を使用しているわけではなく、
        関東の方にはなじみが無いかも知れませんが、関西のネギは全体が青いのです。
        できれば九条ネギを使用したいものです。長さ約8cmに切る。
焼豆腐 1/2丁
糸こんにゃく
50g
5〜6個 
ザラメ 適量。今回、着色してあるものしか手に入りませんでしたが、白いものでOKです。
もちろん、普通の砂糖でも大丈夫。 
濃い口醤油 適量
写真には無いですが、他に、椎茸、えのき茸、にんじん、菊菜、春菊等、お好みによって
材料は、変更して下さい。


すき焼き 材料
材料は、こんな感じでしょうか。


麩
麩は、乾燥したものを水でふやかせて、軽く絞って使用します。


たまご
卵は、割っておきましょう。


すき焼き鍋
すきやき鍋を火に掛け熱します。(中火:うちの環境だと最後まで中火ですが、状況を見て調整して下さい)


溶きたまご
卵を軽く溶きます。箸で白身を軽く切るくらいであまりかき混ぜないこと。


スキヤキ 牛脂
鍋が熱くなったら、牛脂をひきます。(なければサラダ油でOK。)


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★ここからが本番です★  (後述しますが、ここからの作業の繰り返しになります。)
すきやき


鍋に、ザラメを軽く振り入れます。


すき焼き


ザラメが溶けてきたら、その上に肉を拡げます。


すき焼き


肉の上にさらに、ザラメを軽く振り掛けます。


すき焼き


醤油を少し掛けます


すき焼き


片面にそこそこ火が通ってきたら、肉を裏返し裏面に火を通します。
(火の通しすぎに注意。)


すき焼き


両面に火が通れば、焼けた肉を溶き卵に絡めて食べます。

京都のすき焼きは、砂糖醤油で甘辛く焼いた肉を食べるのが特徴です。
肉の味が、ここでの満足感にもろにきいてきますので、霜降りの良い肉を使用して下さい(笑。

その場にいるメンバーが肉の味を堪能しきるまで、この肉を焼く作業を繰り返します。
(上の黒い星の所から、ここまでの作業の繰り返しになります。)
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すき焼き
肉を堪能したら、さらに同じように肉を焼き、少し横に寄せます


すき焼き
野菜と、他の材料を入れてゆきます。(鍋に入らない分は、残しておきます。)


すき焼き
ザラメを全体に振りかけ、醤油を掛けます。
野菜から水分が出るので、基本的には、水は入れません。
蓋があれば蓋をして、たまに中を確認しながらしばらく(5〜10分)待ちます。


すき焼き
鍋の底の方の材料に火が通ってきたら、途中2,3回、上の方の材料と底の方とを入れ替えます。
水を入れなくてもこのくらいの水分は出てきます。
焦げ付きそうであれば、水を足してもかまいません。


すき焼き
出来上がり。
溶き卵に絡めて食べます。


すき焼き
鍋が空いてきました。



すき焼き
残りの材料を入れ、ザラメと醤油を掛けます
蓋をして、しばらく待ちます。
先と同じように、途中軽く混ぜながら火を通してゆきます。


すき焼き
できあがり。
右上の方、少し寄せてみましたが、水を入れなくてもこのくらいの水分は出ます。
溶き卵を絡めて食べて下さい。



基本的には、甘めの砂糖醤油です。味を見ながら調節して下さい。
砂糖は、考えればゾッとするほどの量が結構多めに入ります。
醤油は、入れすぎると辛くなりますので、控えめに。



☆おまけ
おじや
下品な食べ方として、敬遠されがちですが。
食べ終わった後の残りに、ご飯を入れて、おじやを作ります。
・・・おじやにする場合、もう少し水分があった方が良いかも知れない。




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