電子工作始めました。

〜 製作開始 〜
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さて、私の電子工作に対する知識ですが、ほぼ0に近いです。
入門書の最初に書いてある、各電子パーツの形状と名称。程度の知識しかありません。

ほぼ0からのスタートです。でも、今回作ろうとしている回路自体は複雑ではありません。
1つ1つ勉強していけば何とかなると思います。

学習しないといけないことは2つ。
・PIC
・電子回路


目標も2つ。
・とりあえず、動けばいい。
・炎上しないこと(笑


最初に、PICがどのようなものなのか、知らないといけません。ネットでもある程度の知識は得られそうですが
系統的に解説されている書籍が一冊は欲しいものです。

「改訂版 電子工作のためのPIC16F活用ガイドブック 後閑哲也 著 技術評論社」を買ってきました。
まだ読みきっていませんが、この本良いです。これ一冊で、PICの事、結構解りそうです。

PICの中身は、アセンブラで記述していくだけなので、何とかなりそうです。

3/6〜
やりたくなったら、直ぐにやらないと気が済まない性格なもんで、PICを使うと決まれば、PICと、PICライターのキット
買っちゃいます。PICライター色々ありましたが、無難なところで秋月のキットにしておきました。

ついでに、7セグとか、抵抗とか、トランジスターとか適当に買ってみます。


さて、電子回路ですが、いきなり難しい事はできないので、まずは、LEDを光らせるところから始めてみます。 LEDなんて電池に繋げば光ると思っていたのですが(いや光るけれども)、LEDにも定格があるのですね。
10mAぐらい流せば良いみたいです。・・・いきなり壁にぶつかってます

どうすれば、10mA流れるのさ〜??
・・・っと、電圧が決まれば、オームの法則で、いけるみたいです。
例えば5Vの回路を組むとして、500Ωの抵抗を入れれば、

5V ÷ 500Ω = 10mA
注)この時こう思ったというだけで、実は間違っています(後述)

だそうです。こんなところで、オームの法則使うのですか(汗・・・・こんな事もわかっていません。前途多難です。

もう少し、小さい抵抗でも良いみたいですが、500Ωの抵抗は売っていなかったので、470Ωの抵抗をはさんで、試してみます。
注)この時こう思ったというだけで、本当は、目的のものが手に入らない時は一つ大きな抵抗を買うのが普通らしいです
点灯しました。感動です。電源には、5Vのアダプター使ってみました。


使用する部品の一つ、7セグですが、どんな構造しているのだろうかと、ブレッドボード上で、色々試してみます。
大体想像はしていましたが、意外と単純で、手軽に扱えそうです。
ただ、足が多くて配線の想像つきませんが。1桁のものを5つ並べると、すごいことになりそうです。


さて、問題が一つ。そうなんです。電源なんです。電子工作やる場合、よく安定化電源とか耳にしますが(?)、そんなものもっていません。
試験用に一つぐらいあってもいいのでしょうが、市販品はむちゃくちゃ高いです(涙。今回は、アダプター使ってみました。


ここで電源を決めてやらないと、今後の設計ができないような気がしてきました。
今回、電池内臓にしたいのです。どのような電池が使えるか検討します。
PIC自体は、電池2本で充分動くみたいです。消費電力もそんなに無いと思うんで、電源回路無しに電池だけでも良いのかもしれません。
しかし、完成後動作不良の原因が電源だったりすればあほらしいですし、電源はある程度しっかりしていた方が後々楽だと思うんで、簡便でそれなりの電源が得られると言う事で
9Vの電池から3端子レギュレータで5Vを得る事にしてみます。

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もう、みようみまねです。
ドライブするのは、LED×1、7セグ(LED×7)で、それぞれが10mAだとして、最大消費電力約80mAです。・・・たぶん
3端子レギュレータは、78L05を使用しました。電気容量は100mAなので、ちょっとギリギリな気もしますが、多分大丈夫でしょう。
注)この時こう思ったというだけで、安全のために後に、もうすこし容量の高い物を使用することにします。最大容量の7割ぐらいで設計した方が良いみたいです
78L05の規格票と、先述の書籍を参考に、回路を組んでみます。
LED光らせてみます。光りました。テスターで、電圧計ります。5Vでてます。
78L05

これを、回路図で書くと、こんな感じ?(2006/01/17追記:こういうのって、電源の入力側を左に書くのが普通みたいですね。書き方が左右逆ですね。)
78L05
ノイズ除去用のコンデンサ(パスコンと言うらしい)が入っていますが、
コンデンサの値は経験的なものらしく、適当というか、回路から出るノイズによって左右されるみたいで、一応は、
目安として、高周波では小さめ、低周波では大きめの物を使用するみたいですが、
データシートには特にいらないみたいな事かいてあるし、正直よくわかりません。先述の書籍を参考に、本当に適当に入れてみました。

トランジスタでスイッチングできるというのはわかっていても、実感がありませんでしたので、適当に、試してみました。
確かに、スイッチングできました。
トランジスタ

LEDに入れる電流抑制用抵抗の値の求め方は、
(電源電圧−2V)/流したい電流  (2Vの部分は、各LEDによって変わる)だそうです。
ということで、先の抵抗は、300Ωでよかったみたいです

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